こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
夕食の支度をする時間帯ともなれば、カナダのアパートには、料理の匂いがたちこめております。
いやいや、それはカナダじゃなくても同じでしょう?
と思いますよね。
でも、その匂いのパワーが半端ないのです。
日本では当たり前のアレが無い
カナダでは、アパートのような集合住宅ばかりではなく、一般的な戸建て住宅でも、日本の家屋には当たり前にある設備が見当たらないことがあります。
そうです。換気扇です。
換気扇が付いていない家やアパートが結構あるのです。
古い建物には設置されていない
日本で信じられないかもしれませんが、築100年以上の建物も補強、改築を繰り返して、現役バリバリで住んでいます。カナダが生誕151年ですから、なかなか考え深いものがあります。
私が住んでいるアパートは築70年級です。内装、外装とも時々塗り直しているようで、思ったほど古さは感じません。
でも、根本的に建物が古いので、換気扇がありません。
もし、新しいアパートに住むことになって、で運がよく(?)換気扇があったとします。だけどその換気扇も外と面した壁には設置していないのです。天井に設置されています。
どこに付いていていも同じでしょ?
と思いますよね。
でも、換気扇で吸い込んだ匂いや空気は、天井裏をグルグル回るだけなんです。結局、外界に逃がすようにはなっていません。
換気扇があろうとなかろうとアパートの中から出す構造になっていないのです。どうやら、カナダの法が絡んでいて、直接、壁に換気扇を設置できないようです。(そのうち、ちゃんと調べますね。)
というわけで、ご飯の支度をする頃には、色々な国の人が住んでいて、色々な国の料理を作っています。そしてアパートの廊下には、それらがミックスされた強烈な匂いのパワーに満ち溢れることになるのです。
窓を開けて扇風機をつけます
換気扇がありませんから、部屋中に匂いが充満するし、焼き魚をしようものなら、火災報知器がけたたましく鳴り響きます。
それを防ぐため、真冬であろうと窓を開け、扇風機をコンロ付近に向けます。アパートの場合、大抵はガスコンロではなく、電気コンロですから、扇風機を向けることができるのです。
冬場の食事の支度時間は、寒いです。
アパートの場合、暖房費は、家賃に含まれていることが多いです。どれだけ使っても家賃の値段は変わりません。というわけで、食事の支度中は、ヒーターの温度を上げて頑張ることになるでしょう。
まとめ
換気扇のありがたみを感じることができますよ。
換気扇がないのは、チョット考えられないけど、ホントです。
【本記事のチェック・ポイント】
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