こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
Windows Server(ウィンドウズ・サーバ)って、ご存知ですか。コンピュータの中身が、ウィンドウズであるサーバ(サービスを提供するコンピュータ)のことです。サーバは「サービスや機能を提供する立場にあるコンピュータ」のことをいいます。
といっても、なんだかよくわからないですよね。乱暴な言い方をすれば、「OSがウィンドウズであるサーバ」で「Linuxじゃない」と言えばいいのです。余計、わからなくなってしまったでしょうか。
Microsoft Server
サーバについて、ザックリご紹介します。
サーバ
Active Directory
Windows Serverに搭載されています。ネットワークに繋がっているパソコンを管理するシステムです。
またActive Directoryにおいて、Local Groupの各サーバーをコントロールする核となるサーバーをDomain Controller(ドメインコントローラ)と呼び、Domain Controllerと繋がりをもつサーバーやコンピュータをDomain(ドメイン)と呼びます。
VMの準備
?の手順で、Windows Server 2016をVMマシンにインストールします。
クローン
複数のVMマシンを使うときは、その数だけ、新規作成をする方法以外に、クローン作成の機能を使うこともできます。
初期設定
VMマシンを起動
Domain Controller
VMマシンのうち、Windows ServerのOSのひとつを「Domain Controller」に設定します。
Active Directory Domain Serverのインストール
「Add roles and features」をクリック(どちらでもOK)
- 「WELCOME TO SERVER MANAGER」 > 「Add roles and features」
- 「Manager」 > 「Add roles and features」
「Install」をクリック
- このとき「Restart the destination server automatically if required」にチェックを入れておけば、必要に応じて、自動的に再起動されます。
- このインストールの場合、再起動は必要となるため、チェック入れてもOKです。
- チェックを入れないときも、インストール後、再起動です。
Active Directory Domain Serverのパラメータ設定
- 「Add a new forest」にチェック
- 任意のルート・ドメイン名(DNS)を入力
- 「Next」をクリック
- ForestモードとDomainモードは、古いバージョンとの互換がありませんので、Windows2016より古いバージョンをLocalに追加する場合は、そのバージョンに合わせて設定します。
- 任意のパスワードを入力
- 「Next」をクリック
- The NetBIOS domain name: が自動入力されていることを確認(通常はDNSから.localを無くした名前が自動的に設定されます。)
- 「Next」をクリック
- インストールする前に「Restart the destination server automatically if required」にチェックを入れていた場合には、直後に自動的に再起動します。
- インストールする前にチェックを入れなかった場合には「Close」のクリック後、再起動します。
- 自分で設定したドメインのAdministratorとしてログインします。(st15)
- 自分で決めたパスワードを入力後「Enter」
- Server Manager が、自動で立ち上がります。
- 「Local Server」をクリック
- 自分が設定したドメイン名を確認します。
まとめ
ドメインコントローラの設定方法を順序通りに紹介しました。
まず、ドメインコントローラの設定からはじめましょう。
【本記事のチェック・ポイント】
- Windows Serverのisoファイルは必要ですが、仮なのでプロダクトIDは不要です。
- Administratorでログインしないとインストールに失敗します。
- 必ず、Administratorでログインしましょう。
これが、ドメイン設定の1st STEPです。
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