こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
カナダの郵便局であるCanada Post がストライキを行使しています。労働者に当然あるべき権利を行使したので、ストライキ自体は納得できますが、やはり郵便物が届かなかったり、遅れたりするのは不便ですね。
ところで、労働者によるストライキと野球のストライクですが、どちらもStrike というスペリングです。
ご存知でしたか。
なんか混乱するじゃん。と思いがちですが、それには歴史的な背景が関係するようです。
外来語
ストライキとストライクは、Strikeという英語を日本語にした外来語ですから、どっちが正しいというわけでもなさそうです。
外来語は、その対象となる語句が日本に入ってきた時代背景や状況の違いで、同じ言葉であっても複数の解釈や表記が生まれています。
本当の英語の発音と外来語の音の響きとの相違は何だろうと考えました。当時、その音の響きを聞いた担当の日本人のせいだと私は、思い込んでいます。
もっとも日本語は音節が単純で英語と比較すると種類が少ないので、無理やりどれか近そうな響きに当てはめるしかなかったという事情もあるようです。
ストライキとストライク
さて、本題です。
そもそも論は、日本に入ってきた時期が異なっていたからですが、ストライキとストライクのように表記が異なったままの方が、区別しやすく混乱も避けれます。
結果オーライで今に至るというのが真相のようです。
ストライキとストライク以外にも同じような単語が見つかります。
- トラックとトロッコ
- スティックとステッキ
これらの単語も表記が異なったまま使われ続けた方が都合が良さそうですね。
インキとインク
ストライキとストライクのパターン以外に、こんなのもあります。
- インキとインク
- コップとカップ
こちらの場合には、若干のニュアンスの違いはあるものの意味としては大差がありません。特にインキとインクは、世代によって、使っている人が違うような気がします。
まとめ

Canada Post のストライキを切っ掛けに調べてみましたよ。

新しいことを知る切っ掛けですね。

【本記事のチェック・ポイント】
- 外来語は日本に入ってきた時期で異なることがあります。
- 意味が異なるので、便宜上そのまま残っていることがあります。

外来語ですから、いろいろと限界がありますね。
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