こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
もし、日本から持って来たパソコンが壊れたら、新しいパソコンは現地で購入することになるでしょう。
ここで注意しなければならないのは、キーボードの配列が日本語キーボードと異なることです。当たり前の話ですが、基本的には、日本語キーボードは日本でしか販売していません。
北米でパソコンを購入したとき、キーボードはもちろんUSキーボードですが、USキーボードでも日本語を入力することができます。
今回は、USキーボードで日本語を打つ方法をご紹介いたします。
言語設定
Windows 7では Ultimate edition しか、多言語表示に対応していませんでしたが、Windows 8 から全てのeditionで多言語表示が標準で設定できるようになりました。
後継OSのWindows 10 でも多言語表示設定が可能となっています。
ただし、極端に安価なPCには注意しましょう。PCの言語が、多言語対応のMultilingualではなく、単一言語のMonolingualである可能性があります。よく調べてから購入しましょう。
日本語のインストール
まずは、言語が英語しかインストールされていない場合には、パソコンに日本語を追加します。
- タスクバー画面左下のWindowsをクリック
- Settinngをクリック
- Time & languageをクリック
- Time & languageをクリック
- Add a language をクリック
- 日本語をクリック
- インストール後、日本語が追加されます。
英語と日本語の切り替え
切換方法 その1
タスクバーのアイコンをクリックする方法です。
- タスクバー画面右下の ENGをクリック
- アクティブの言語を English から Japanese に切り替え
切換方法 その2
マウスクリックが不要なキー操作なので、こっちの方が楽かもしれません。
- Windows + Space
Windowsキーを押しっぱなしにしてSpaceキーを叩けば、順番にアクティブ言語が切り替わります。
3言語以上インストールしている場合には、絶対にこっちの方が楽です。
日本語の入力方法
- アクティブの言語がJapaneseになったことを確認
- キーボードのショートカットを使って、日本語が入力が可能
ショートカット | 入力環境 |
⇧ + Caps Lock (Shift + Caps Lock) | 半角英数字 ⇨ 全角ひらがな 半角英数字 ⇦ 全角ひらがな |
Alt + ` | 半角英数字 ⇨ 全角ひらがな 半角英数字 ⇦ 全角ひらがな |
Alt + ` | 半角英数字 ⇨ 全角カタカナ 半角英数字 ⇦ 全角カタカナ |
Alt + Caps Lock | 半角英数字 ⇨ 全角ひらがな |
Alt + Caps Lock | 全角ひらがな ⇨ 全角カタカナ |
Ctl + Caps Lock | 半角英数字 ⇨ 全角ひらがな |
Ctl + Caps Lock | 全角カタカナ ⇨ 全角ひらがな |
⇧ + Ctl + Caps Lock (Shift + Ctl + Caps Lock) | ローマ字入力 ⇨ かな入力(50音) かな入力(50音)⇦ ローマ字入力 |
半角英数字 ⇨ 日本語入力 に切り替えるときは、下記のどのパターンでも構いません。
日本語入力 ⇨ 半角英数字 に切り替えるときは、以下の2パターンのみです。この2パターンはオルタネイト仕様となっています。
日本語キーボードの 半角/全角 の働きをするのが、この2パターンです。普段は、この2パターンのいずれかを使用するのがよいと思います。
USキーボードには、当然ひらがなは印刷されていませんので、ローマ字入力 ⇨ かな入力(50音)は、ひらがなの配列を暗記している人向きなのかもしれません。(どれだけの人数の方がいらっしゃるのかわかりませんが…)
また、ローマ字入力しか使わない人でも、時々、typo で同時に3つのキーを叩いてしまうことがあります。
そんなときは、この変換を思い出して、同様に3つのキーの同時押しでローマ字入力に戻しましょう。
まとめ
当たり前のことを言うけど、キーボードに「ひらがな」表示がないのでスッキリしていますね。
ローマ字入力をするタイプの人だったら問題はないと思います。
【本記事のチェック・ポイント】
- PCに日本語をインストールします。
- アクティヴ言語をJapaneseに切り換えます。
- キーで入力環境を切り換えて使用します。
日本語キーボードより1アクション増えるイメージですね。
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