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マリファナは国内便の機内持ち込みOK!カナダ政府が認めている

健康

 

こんにちは。CA-P(キャップ)@canadaportal)です。

 

2018年10月17日に、カナダでは、嗜好品としてのマリファナの使用を認める法が施行されました。施行が目前に迫ったちょっと前に、その法案への追記事項も発表されていたのです。

 

マリファナに関する基本情報はこちらからどうぞ。

 

空からマリファナを運ぶ

 

 

新たに発表された内容

 

2018年10月17日に、カナダでは、嗜好品としてのマリファナの使用を認める法が施行されました。

 

この法案の追記として、カナダ政府は10月4日に、カナダの国内便に限り、マリファナを30gまで、機内への持ち込みを認める方針を明らかにしました。

 

このマリファナ30gまでという質量の根拠は、同法案におけるマリファナの購入と所持の上限に基づいています。

マリファナの法案に関する事項はこちらからどうぞ。

 

カナダ運輸省のデルフィーヌ・デニス(Delphine Denis)報道官は、カナダ国際貿易相(AFP)に対して、下記のように語っています。

2018年10月17日以降、カナダの国内便に限り、乗客は、法定量30gのマリファナを機内持ち込み荷物および預け入れ荷物として所持することを許可する。

 

ただし、この法案はあくまでもカナダ国内において許可されるものであり、国際便への持ち込みおよび所持をして国境を越える行為は、今後も違法だとしています。

 

この国境を越える所持については、カナダよりも早く、既に嗜好品としてのマリファナの所持を認めているウルグアイに入国する場合でも、例外なく違法としています。(☜誤解されそうなポイント)

 

また、機内への持ち込みは認められますが、機内での使用は、引き続き違法です。(☜これ重要)

 

手を挙げた航空会社

 

この追加法案に、いち早く対応したのが、カナダ自国の最大手航空会社であるエア・カナダです。

 

当然ですが、エア・カナダでも、マリファナの持ち込みが可能であるのは、国内便に限ると注意勧告をしています。

 

また、国際便においては、マリファナの所持を理由に入国を拒否された場合でも、入国拒否に伴う帰国便の費用や宿泊代支払いなどの責任は、マリファナを所持していた本人が一切を負うことも併記しています。

 

国内便でも安心できません

 

実は、カナダ国内便であっても、安心できない不測の状況が、我が身に振りかかってくる場合があります。

 

不測の状況が、天候であれ、何であれ、カナダの国内便であるはずなのに、マリファナの所持が違法となるアメリカ空港へのルート変更が必要となった場合です。

 

実は、この場合、問答無用でアメリカ法に則って、罪に問われるのです。

 

 

ちなみに、アメリカでもカリフォルニア州をはじめ9つの州で嗜好用マリファナが合法化されています。しかし、国境を越える所持については例外なく違法としていることから、アメリカ空港へのルート変更が行われたと同時に、マリファナの所有者は、犯罪者となるのです。

 

まさしく、「ふしあな」の開いた追加法案と言わざるを得ません。

 

 

まとめ

 

施行間際の追加法案であることから、吟味されていない法案の香りが漂います。

 

日本人は、そもそも所持が違法だから、大丈夫ですよね?

 

【本記事のチェック・ポイント】

  • 国内便に限り、マリファナを30gまで、機内への持ち込み可となります。
  • 不幸にもアメリカ行きとなった瞬間、犯罪者の仲間入りです。
  • 日本人の所持は違法です。

 

そもそも所持していなければ、大丈夫ですよ。

 

弁護士法人アドバンス

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