こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
2021年3月15日よりマニトバ州でも学科試験(Knowledge Test)と実技試験(Road Test)が免除されることになりました。
2021年3月15日 更新
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日本の免許証をマニトバ州の免許証に切り換えをするとき、学科試験(Knowledge Test)と実技試験(Road Test)の免除はありません。両方とも受ける必要があります。
今回は、学科試験(Knowledge Test)に焦点を当てて、ご紹介いたします。今回は、全3回シリーズの第2回目となります。
Offshore Letter
フルタイムの留学生(University、College、Technical School、語学学校を問わず)は、MPIに申請をすれば、Offshore Letterというレターが発行されました。
マニトバ州の免許証への切り換えをすることなく「Offshore Letter」「日本の免許証」「国外運転免許証(翻訳としての役割のため)」の3つを携帯することで、フルタイムの留学生の間はマニトバ州の中に限り運転が可能でした。
残念なことに、この制度が2018年の春に廃止となりました。しかしながら、廃止前に「Offshore Letter」を発行してもらっていた場合には、フルタイムの留学生の間は、引き続き有効となっており運転が可能です。
今後、90日間(国外運転免許証があれば)の経過後は、フルタイムの留学生も学科試験(Knowledge Test)と実技試験(Road Test)に合格しなければ、運転ができなくなりました。
MPI (Manitoba Public Insurance) / Knowledge Test
試験の予約については、こちらを参照としてください。
MPIで切り換えの申請をするときは、まず、学科試験(Knowledge Test)を受ける必要があります。学科試験に必要な書類は、下記のとおりです。
学科試験(Knowledge Test)ですが、MPIへ申請に行った当日に受けることはできません。最短14日以降でないと予約ができません。
また、学科試験(Knowledge Test)は28の異なる言語で受けることができるのですが、28の言語の中に日本語(Japanese)は含まれておりません。多くの人は英語(English)を選択することになるでしょう。
最初の予約は、対面( in person)となりますが、試験開始の24 時間前まであれば、予約後のキャンセルや日程変更は電話でも可能です。ただし、変更する日程は、キャンセルをした日から最短14日以降でないと予約ができません。なるべく早く受験したい場合には、頻繁に電話をしてキャンセル状況を確認するのがよいです。
予約後のキャンセルや日程変更は、Autopacという代理店でも可能です。今後、免許証の更新もAutopacで可能となります。
まず、公式サイトの右上にあるOnline Servicesをクリックします。
- Book a Knowledge Testをクリック
- 学科試験を受験する人はそもそも免許を保有していないので、別のIDを入力することになります。
- 既に予約済で日程変更をしたい場合には、Manage Appointmentをクリック
学習方法
学科試験(Knowledge Test)の学習方法ですが、MPIの公式ホームページから、Driver’s Handbookという教科書のようなものをダウンロードすることができます。
自主学習をする
MPIの公式ホームページには、Driving Quizzesというものがあり、実際の試験問題とよく似た問題が出題されます。繰り返し解いて、正答率が100%に近くなれば、ほぼ合格すると思われます。逆に、まったく勉強をしなければ合格は遠くなるでしょう。
なお、試験に使われるモニタ画面のスペースや表示画面のレイアウトの影響からなのか、あまり長い文章を表示することができません。Driving Quizzesで出題される長文問題は、短い文章にアレンジされて出題される傾向にあります。しかし問題の意図は同じなので、正答も、ほぼ同じです。
また、正解肢が「all of the above」となるDriving Quizzesの問題は、あまり出題されません。道路標識の問題や数値を問う問題は、比較的そのまま出題されます。
講習会に参加する
ウィニペグのImmigrant Centreで、定期的に講習会が開催されています。参加してみるのもいいかもしれません。
- Immigrant Centre
- 100 Adelaide St, Winnipeg, MB R3A 0W2
- +1 (204) 943-9158
試験当日
学科試験(Knowledge Test)の当日に持って行くものは下記のとおりです。
学科試験(Knowledge Test)の手順
- Reception Desk で学科試験(Knowledge Test)を受ける旨を伝えます。
- 待合スペースで待ちます。
- 名前が呼ばれると「パスワード」が書かれたメモ用紙を手渡されます。
- モニタ画面にパスワードを入力します。
- 自分の生年月日を探して決定します。
- 試験方法を理解するための簡単な問題を1問解きます。(たとえば、ライオンの写真が表示されて、質問が「この動物は何ですか?」程度の問題です。)
- 本試験問題の開始です。
- 本試験終了後、待合スペースで待ちます。
- 名前を呼ばれたら指示に従ってください。
学科試験概要
- 四者択一式
- タッチパネル式
- 制限時間:30分
- 総問題数:30問
- 問題は順次送り式で、一旦、次の問題に進むと、前の設問には戻れません。
- 1問につき1回ずつパスができます。
- 合格基準:正答24問/30問
- 正答が24問に達したとき合格決定です。全問解く前の途中でも試験は終了します。
- 誤答が7問に達したとき不合格決定です。全問解く前の途中でも試験は終了します。
- 現在解答中の問題が第何問目なのかは表示されます。
- 正答数や誤答数は表示されませんので、突然、終了となります。
- 試験終了時に合格なら「You Passed !」が表示されます。
- 試験終了時に不合格なら「You Failed !」が表示されます。
- 1問につき1回ずつパスができるので、1問につき解答を考えるチャンスは最大2回となります。1周目に30問全部パスすることもできます。
- 一般的なケースとして、例えば、1周目に第5、7、10、15、16、18、20、22、25、28問目をパスしたとします。
- 1周目の第30問目の解答後に、パスした第5問目が表示されます。
- 2周目に表示された第5問目はパス不可です。絶対に解答をしないと次の第7問目に進めないようになっています。
- 次に2周目の第7問目が表示されます。もちろんパス不可です。絶対に解答をしないと次の第10問目に進めないようになっています。
- 以降、第15、16、18、20、22、25、28問目と順番に表示されていきます。
- ただし、正答が24問で合格が決定した時点か又は誤答が7問で不合格が決定した時点で、試験が途中でも終了します。
学科試験終了後
学科試験(Knowledge Test)が終了後したら、下記の選択肢となります。
学科試験の合格後、紙製のTemporary Licenseを手渡されるので、正式な免許証が届くまでの間は、この紙製の免許証を使用することになります。正式な5L免許または5A免許は、3週間程度で、郵送されます。
まとめ
自己流でやる必要はありません。Driving Quizzesで学習しましょう。
それは、わかっているんですが、いまさら勉強をするのが・・・
【本記事のチェック・ポイント】
- 学科試験は、MPIのDriving Quizzesで対策をしましょう。
- 免許の切り換えをするならば、学科試験の合格後すぐに実技試験の予約可能です。
- 日本の免許証と国外運転免許証を預ける必要があります。
なぜなの?マニトバ州・・・
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