こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
カナダのハード・ロック・バンドのTRIUMPHを紹介しました。
TRIUMPHといえば、3ピース・バンド。
3ピース・バンドといえば、RUSH。
RUSHといえば、プログレ・ハード。
プログレ・ハードといえば、SAGAもありましたね。
マイナー?
カナダでプログレ・ハードといえばRUSHですが、実はSAGAというプログレ・ハードのバンドがあります。また、RUSHがバンド活動に終止符を打ったのと同じように、SAGAも同じような時期に同じようなピリオドを打つのです。
バンドの潮時も同じようで、SAGAは2018年10月12日、プエルトリコのサンファンにある「Luis A. Ferr Performing Arts Centre」で最終コンサートを行う予定なのです。
知る人ぞ知るバンドは、残念なことにバンドの終焉まで、RUSHの影に隠れて終わるバンドになってしまいました。
トリプル・キーボード
最初にこのキャッチコピーを見たとき、TOTOの2人キーボードでもなんだかな~と思っていましたので、流石に3人ともなれば、キーボードがしつこ過ぎやしないかと...
でもどうやら、専属のキーボードは1人だけで、VoとBassが楽曲によっては参加するパターンらしく、常に3人キーボード体制を売りにしているわけではないようです。
On the Loose
日本でSAGAを知る切っ掛けとなった曲は「On the Loose 」です。おそらく、現在のようにインターネットが無い時代なので、多くの人がSAGAをこの曲で知ったのだと思います。
この「On the Loose 」が収録されたアルバムが「WORLDS APART」です。まず、なんと言ってもジャケットがダサいです。このアルバムにはジャッケット違いがあるですが、さらにダサいです。彼らの最大ヒットを含むアルバム・ジャケットがダサいので、この点はマイナスです。
1981年の作品です。
ちょうどこの時代は、AOR(アダルト・オリエンタル・ロック)が流行っていました。エア・サプライ、クリスファー・クロスなどが、ヒットチャートの上位を賑わせていました。
もう少しハード寄りのバンドだと、TOTO、ジャーニーなども人気がありました。
このアルバムのサウンドもこれらのバンドに近く、「On the Loose」は全米26位まで上がりました。多分、SAGAの最大ヒット曲です。A面1曲目の「つかみ」の役割を立派に果たしています。また、なぜか日本でシングルカットした「Wind Him Up」という曲もあります。
WORLDS APART
ジャケット違いは、曲順が異なります。
On The Loose
Time’s Up
Wind Him Up
Amnesia
Framed
The Interview
No Regrets
Conversation
No Stranger
まとめ
SAGAはRUSHのように難解な曲はなく、TRIUMPHほどハードでもなく、一番聴きやすいですが、一番マイナーです。
聞きやすいのにマイナー?!
【本記事のチェック・ポイント】
- AORが好きなら気に入ります。
- キーボードが心地よいので、聞きやすい曲ばかりです。
まずは、ベスト盤でもいいですね。絶対「On the Loose」は収録されていますからね。
コメント
sagaはプエルトリコ公演を最後に活動を終えるとどこかのサイトで見かけたが、今年夏の7月にカナダでライブを行うらしいね リンク貼っておきます→sagaontour.moonfruit.com
情報提供をありがとうございます!
また、SAGAに反応してくれたことに感動です。
ツアー6日間の内3日間がケベック州というのが興味深いです。
カナダのロックのラジオ・ステーションでは、
RUSHの曲は必ずといっていいほど1日1回はかかります。
でも、SAGAはカナダ国内でも残念ながら認知度は低いですね。