こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
「イースター」ってご存知ですか?
恥ずかしながら私は最初
イースト?
イースト菌?
トースター?
この程度の認識でした。
そんな私でしたが、カナダに来てから日曜日には頻繁に教会へ訪れるようになり、一緒にイースターを祝うようになりました。
今回は「イースターとは何か?」「今年のイースターはいつなのか?」「タマゴやウサギの写真やイラストをよく見かけるけどあれは何なの?」といった当初の私が抱いた疑問について共有いたします。
そもそもイースターとは何でしょうか?
「イースター」って何ですか?
と尋ねたところ
イースターとはイエス・キリストの復活を記念する復活祭のことです。
と教えていただきましたが、いまいちピーンときませんでしたので調べてみました。
イースター
イエス・キリストの復活を記念するキリスト教の祝日。復活祭。 十字架の上で死んだキリストが3日後に復活し、弟子たちの前に現れたことを祝い、特別な礼拝が行われる。 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
イエス・キリストはJUDAS PRIESTによって裏切られ、十字架に掛けられて処刑されます。(メタル・フリークの私はバンドの方を思い浮かべてしまいますが、今回は割愛・・・)
しかし、「イエス・キリストは復活する!」との予言があり、その予言とおり処刑から3日後に復活を遂げます。イエス・キストが成し遂げた奇跡のうち、この復活劇が最大の奇跡とされています。
キリスト教では、この復活を最も重要な日として復活を祝うのです。なぜならイエス・キリストが死から戻ってきたので、イエス・キリストが神の子であるという究極の証明だからです。
私の受けた印象では、イエス・キリストの誕生日であるクリスマスは家族団らんで各々の家庭で過ごすことが多く、イエス・キリストの復活日であるイースターは教会で祝うイメージがあります。
イースターっていつですか?
イースターではなぜタマゴとウサギが登場するの?
タマゴが登場する理由
タマゴは最初、全く動かないものなのに、やがてタマゴの中からヒヨコが殻を破って出てくる様子が、イエス・キリストの復活に例えられたといわれています。
タマゴは色とりどりにデザインし、庭のあちらこちらに隠して、それを子供たちが探して回るEggHuntというイベントがあります。
もっともタマゴよりも、タマゴ型のチョコレートを隠して探して回ることのが多いようです。チョコレートの方が子供たちも喜びますからね。
ウサギが登場する理由
ウサギは草食動物であるため肉食動物に狙われるため多産の動物です。たくさんの子供を産むことから繁殖力の象徴とされてイースターに登場するのです。
ドイツでは1600年代の文献にタマゴとウサギのことが記され、1700年代になってドイツの移民によってアメリカ大陸にも伝わったとされています。
イースターの日本での浸透度は?
日本ではなじみが薄かったが、クリスマスやバレンタインがすっかり定着し、ハロウィーンも近年浸透してきた中で、企業などが新たなイベントとして注目し、関連する商品開発などに力を入れ始めている。 東京ディズニーランドは、2010年からイースターの特別行事を開催。 キユーピーも、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと共同で、園内のレストラン向け限定メニューを共同開発している。 銀座コージーコーナーや不二家、森永製菓、ロッテなどの菓子メーカーや飲食店も、関連商品を売り出している。 地域での取り組みも見られる。 兵庫県伊丹市では、13年から飲食店がイースターにちなんだスタンプラリーを実施。 同県西宮市では、洋菓子店でつくる団体が14年からイベントを始め、卵形容器に入れたケーキやプリンを販売している。 富士経済によれば、イースター専用商品のうちチョコレートと洋生菓子の販売額は、13年の2億3000万円から年々増加し、16年には8億6000万円になると予測され、市場は拡大傾向にある。 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
まとめ
【本記事のチェック・ポイント】
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