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カナダのドッジボール 日本とはルールが違う

スポーツ

 

こんにちは。CA-P(キャップ)@canadaportal)です。

 

ドッジボールって、知ってますよね。たぶん、誰もが、やったことありますよね。小学生時代に、昼休み時間にやる定番の遊びの一つだと思うのです。

 

日本ドッジボール協会というのが存在して、競技ドッジボールの正式なルールというのがあるみたいですね。正式ルールを読む限り、一般的なドッジボールの認識の範囲内でも理解できました。

 

でも、カナダのドッジボールは、なんかちょっと違うみたい・・・

 

日本のドッジボール

 

競技ルール

 

まあ、ここは、素人が説明するよりは、?で確認するのが一番です。
ドッジボール競技規則
2010年度までは公式ルールブックと審判テキストブックは別にありましたが、2011-2012年度版より統合するとともに、2年に1度の定期改正を実施し、より円滑な競技運営を目指しています。 <2017-2018年度版 概要> 【改正日】2019年 4月 1日 【施行日】2019年 6月 1日 【体裁】A5判 137ページ

 

 

この正式ルールを読んだ上で、「納得」と「初耳」のルールがありました。

納得

 攻撃とアウト・セーフ

  • 相手のノーバウンドの投球を取れなかったり、当てられた場合にアウトになります。
  • 一回のノーバウンドの投球で2名以上あたった場合は、最初の1名がアウトになります。
  • 顔や頭にボールが当たった場合はセーフです(ヘッドアタック)。
  • 1度味方に当たったボールを、ノーバウンドで取った場合は、その当たった選手はセーフです。
  • 相手が投球したときにファールがあった場合、当たってもセーフです。

 

 内野同士・外野同士のパス禁止

  • 味方の内野同士・外野同士のパスは禁止です。

 

 ファールとボールの支配権

  • ボールを投げるときラインを踏んではいけません(2歩目も)。相手の内野ボールとなります。
  • ボールを取るときラインを踏んではいけません。相手の内野または外野ボールとなります。

 

ダブルパス

  • 内野同士・外野同士のパスは禁止です。相手の内野ボールとなります。

 

ヘッドアタック

  • 相手の頭や顔を攻撃してはいけません。相手の内野ボールとなります。

 

初耳

チーム

  • 1チームは12名以上20名以内です。試合は12名対12名で行います。

 

元外野

  • 元外野は1名以上11名以下でその中でチームで自由に選べます。元外野も相手の内野の選手をアウトにしなければ自分の内野に戻れません。

 

ジャンプボール

  • 試合はジャンプボールで始まります。ジャンパーへの内野からの第1投の攻撃は禁止です。

 

抗議・アピール

  • 試合中審判に抗議はできません。

 

キープ・フォー・ファイブ(=5秒ルール)

  • ボールを取ってから5秒以内に投げなければいけません。相手の内野ボールとなります。

 

ファイブパス

  • パスは4回まで、5回目には攻撃しなければいけません。相手の内野ボールとなります。

 

ちょっとした感想

 

小学校の遊びでは、競技人数まで意識したことありませんでしたから、完全に初耳でした。というか、昼休みの遊びで人数を意識したら、みんなで遊べませんからね。

 

一方、元外野の人数元内野の人数は、任意で決められるんですね。ここに戦略の要素が詰まっていそうです。

 

ジャンプボールので開始は、審判がいるから成立する方法ですね。私の小学生時代の昼休みの遊びでは、「じゃんけん」で決めていました。

 

内野同士・外野同士のパス禁止なんですね。よく力の弱い女の子は、男の子にパスして、代わりにボールを投げてもらったりしていましたね。

 

キープ・フォー・ファイブファイブパスは、まさしく競技ルールならではという気がします。

 

カナダのドッジボール

 

ドッジボールを知るきっかけ

 

友人から、ご自身の子供が、ドッジボールに夢中なんだという話を聞きました。

 

まあ、どこの国でも、あるあるだよな、と思うと同時に、ドッジボールに対する認識が、昼休みの遊びから抜け出ていなかったので、夢中になる程のものなのか?

 

子供が夢中になっているのは、アメリカン・ドッジボールというものでした。

 

アメリカン・ドッジボールは、その名の通り、アメリカが発祥で、「ドッジボール!」という映画が、ブームの火付け役となったようです。知らなかったです。

 

お隣りの国のカナダでもドッジボールといえば、このアメリカン・ドッジボールのことを差すようです。

 

とりあえず、面白いから、見に来なよ。迎えに行くから・・・ということで

 

最大の相違点

 

日本のドッジボールとアメリカン・ドッジボールとの最大の違いは、プレイヤーが6人vs6人で行うこと、そして、ボールを6個(?!)使うことです。外野はいません。全員がコート内のプレイヤーです。

 

まず、この時点でエキサイティングじゃないですか。少ない人数に、多いボールの数です。まあ、休んでる暇なくゲームが進行しますよ。

 

 

ゲームの概要

 

  • 10m×20mのコートのセンター・ライン上に6個のボールを置きます。
  • 最初の3個は自分のチーム、あと3個は相手チームのボールです。
  • 各々のチーム・プレイヤーが、コートの両エンドライン際に立ちます。
  • 「3, 2, 1, Dodgeball ! 」という掛け声とともに、ボール奪取にダッシュです。

 

この後は、相手めがけて、ボールを当てるだけ・・・なんですが、

 

ボールが6個もあるから、わけがわからんです。相手プレーヤー1人だけ見ていればいいわけではありません。

 

また、自分がボールをキープしていても、攻撃だけを考えてもいられません。あと4~5個のボールは、誰かがキープしているのです。どこから、誰が自分を狙っているのか、わかりません。

 

1人のプレーヤーに集中攻撃されたら、ひとたまりもありませんね。また、1人で2個のボールをキープしたときは、連続攻撃や時間差攻撃で投げることも可能です。

 

1ゲームの時間制限は10分みたいなんですが、戦略なし、様子見なしの小学校低学年の場合には、結構、瞬殺でゲームが終了しちゃったりします。

 

今回は、KIDSのドッジボールでしたが、大人のドッジボールがあったら、参加しようかな。でも、このドッジボール、相当、体力を奪われそうです。

 

また、KIDSなので、ルールも少し簡単だったようです。15歳以上になるとWDBFという団体のルールに則ってゲームをやるみたいですね。これくらいの年齢になると他のスポーツと同様に、本気!だけがやっているっぽいです。

 

 

まとめ

 

ドッジボールなんて・・・という常識が打ち破られますよ。

 

まあ、普通の人の認識は、お昼休みの遊びですものね。

 

【本記事のチェック・ポイント】

ドッジボールのルールが違います。

6人vs6人、ボール6個、外野がいません。

 

 

日本で、やってる人は少なそうなので、多くの人が初体験でしょうね。

 

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