こんにちは。CA-P(キャップ)(@canadaportal)です。
カナダでは、人が集まるパーティのときによくやるのがボードゲームです。新年のパーティでも恒例の行事の一つとなっています。
今回は、大人から子供まで集まるパーティにぴったりの子供も一緒に遊べるボードゲームを紹介いたします。
ウミガメの島(Mahé)
ウミガメの島は、一言でいうとすごろくです。
- 対象年齢:7歳~
- プレイ可能人数:2~7人
- 所要時間:30分
- ルール難易度:★★☆☆☆
ゲームで使うボードは非常にさっぱりしていてます。海にみたてた四角いボードの真ん中にぽつんと島があるだけで、一見すると面白そうな雰囲気はまったく伝わってこないんです・・・
ところが、うれしい意味で期待を裏切ってくれました。ゲームのルールが逸材なんで、単純なすごろくとは一線を画していたんです。
ウミガメの島とは
ウミガメが、スタート地点のいかだの上から島の周りをぐるりと回って泳いで島に上陸すると卵を産みます。この行程を繰り返し、より多くの卵を産んだウミガメのプレイヤーが勝者となるというゲームです。
冷たい料理の熱い戦い ( Die heisse Schlacht am kalten Buffet)
ウミガメ島は、1974年にドイツのラベンズバーガー社から発行されたゲームを2015年にリメイクしたタイトルとなっています。
このゲームは名作といわれながら長い間絶版となっており、リメイクさたことは大変喜ばしいことでした。
ゲーム・セッティング
内容物は、ボード、卵の得点カード、カメのコマ、ダイスです。
ちなみにボードの裏面は夜景になっています。でも、ただそれだけです。
- ウミガメのゴール地点となる7と書かれた島の砂浜に、1~6個の卵が描かれたカードを卵の数が見えるように表向きに重ねておきます。
- いかだの上に、プレイヤーは各自、カメのコマをおきます。
ゲームのルール
ゲームのルール・その1
- じゃんけんやダイスの出目などの適当な方法で、ゲームプレイの順番を決めます。
- プレイヤーはダイスを1個振ります。
- 1個のダイスを振って、ここで止めて出目の数だけカメを進めることができます。
- 例:4 × 1 = 4
- さらに2個目のダイスを振ることもできます。
- 2個のダイスを振って、出目の数の合計が7以下であれば、出目の数の合計の2倍の数カメを進めることができます。
- 例:( 2 + 3 ) × 2 = 10
- さらに3個目のダイスを振ることもできます。
- しかし、出目の数の合計が8以上であればバーストで、スタート地点のいかだに戻されます。
- 3個のダイスを振って、出目の数の合計が7以下であれば、出目の数の合計の3倍の数カメを進めることができます。
- 例:( 2 + 3 + 1 ) × 3 = 18
- しかし、出目の数の合計が8以上であればバーストで、スタート地点のいかだに戻されます。
ゲームのルール・その2
- 止まったマスに、既に他のプレイヤーのカメがいた場合、そのプレイヤーのカメの上に乗ります。
- 後のプレイヤーが同じように既に背負っているカメのマスに止まった場合、さらにその上に乗ります。
- カメが積み重なった場合、下にいるプレイヤーは自分のターンでは、カメを背負ったまま進まなくてはいけません。
- 2個目、3個目のダイスを振るか否かの決定権は、一番上に乗っているプレイヤーにあります。
- ダイスを振るのは、そのターンのプレイヤーです。
- カメが積み重なった状態でゴールした場合、卵カードを得ることができるのは、一番上に乗っているプレイヤーです。
ゲームの勝敗
このようにしてゲームを続け、卵のカードがすべてなくなり、最後にボード自体に書かれた卵をファイナル・ラウンドとして、ゲームを終了します。
最終的に、最も多くの卵を産んだカメのプレイヤーが勝者です。
使用する卵のカード枚数を減らして、プレイ時間の調整をはかるのもよいでしょう。
まとめ
一風変わったすごろくです。
単純なゲームでプレイ時間も短くていいですね。
【本記事のチェック・ポイント】
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