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カナダで受け取ったチェック(小切手)はどうやって換金するの?

お金

 

こんにちは。CA-P(キャップ)@canadaportal)です。

 

カナダでチェック(小切手)を書く方法は、もうバッチリですか。

 

もし、まだ書き方に不安がございましたら、こちらをご覧ください。

 

さてChequeの振り込み人ではなく、勤務先からの給与、カナダ政府からのTAX ReturnChild BenfitなどをChequeで受け取った受け取り人となったときに、どのように入金をしたらよいのでしょうか。

 

いつまでも一枚の紙切れを持っていても、入金をして換金しなければ、ただの紙切れにすぎません。

今回は、Chequeの入金方法について、ご紹介いたします。

 

Chequeの入金の仕方

 

ご自身が受け取り人であるときのChequeシートの入金方法には、以下の方法があります。

入金方法

  • 銀行の窓口での入金
  • ATMでの入金
  • モバイル・アプリでの入金

 

Chequeシートの入金の際、必要なもの

  • Chequeシート
  • Bank Card

 

  • 振り込み人がChequeシート発行した銀行とご自身の開設した銀行とが異なっていてもまったく関係ありません。
  • ご自身の開設した銀行であれば、開設した支店と異なる支店でも入金することができます。
  • chequeの有効期限は、振り込み人の記入日から6ヶ月以内です。
  • 振込み人がカナダ政府の場合には、6ヶ月以降でも換金が可能とされていますが、銀行によっては手続きが面倒になることがあります。(従って、早めに換金する方がよいでしょう。)

 

銀行の窓口での入金

 

銀行の窓口での入金手順

  1. Chequeシートを渡す
  2. Bank Cardを読み取り機に挿入
  3. PIN入力
  4. レシートが希望であれば受け取る

 

銀行の窓口では、ChequeシートとBank Cardを持って行き、銀行員の指示通りに行えばOKです。

 

ATMでの入金

 

ATMでの入金手順

  1. カードを挿入
  2. PIN入力
  3. レシート選択
  4. Depositを選択
  5. 入金口座を選択
  6. 金額を入力
  7. Chequeシートを挿入

 

①カード挿入~②PIN入力~③レシート選択

 

①ATMにBank Cardを挿入します。

②PIN入力画面になるので、PINを入力します。

  • 言語を選ぶ画面となりますが、通常はDefaultの”ENGLISH”のままでOKです。

③レシートを発行するかどうかの選択をします。

 

④Depositの選択

 

  • ATMの使用目的の選択画面になります。
  • Deposit(入金)を選択します。

 

⑤入金口座の選択

 

  • Chequing Account、Saving Accountなどの選択画面になります。

 

⑥金額を入力

 

  • Chequeに記入された金額を入力します。

 

⑦Chequeシート入力

 

  • Chequeシートを入力します。
  • 他に要件があるか聞いてきますので、特になけばNOを選択します。
  • レシートが必要を選択した場合は、レシートが発行されます。
  • カードが返却されます。

 

従来のATMの場合、Depositの際、ChequeもCashも封筒に入れてからATMマシンに挿入するスタイルでした。
新型ATMでは封筒は不要で、直接ChequeもCashも挿入できるようになりました。
新型ATMでは金額が自動読み取りとなり、ATMが読み取った後に金額の確認画面となって、認証や訂正を行うようになりました。

 更新: 2019年10月

 

モバイル・アプリでの入金

 

ほとんどの銀行では、PCによるOnline Bankingの他に、Google PlayやApple Storeから、Cellphone用のアプリをダウンロード&インストールをすることでモバイル上の管理をすることができます。

 

実は、Cellphoneのカメラ機能を利用して、Chequeシートの情報を読み取ることで、わざわざ銀行の窓口まで行かなくても自分自身でDepositをすることができます。

 

 

2020年4月1日 更新

 

実際の現金化は3~5日後です

 

ご自身のChequing AccountへDeposit(預金、入金)をした際には、口座にChequeの記載金額の入金処理の記録が直ぐに行われます。しかし、実際の入金は、3~5営業日後となります。

 

これは銀行が、実際に現金化できるかどうかの確認をするためです。振込み人のChequing Accountに、振込みをするのに十分な金額が預金されていなかった場合、現金化ができないからです。

 

いわゆる”不渡り”でないかどうかの確認です。

 

 

不渡りの場合、振込み人に手数料が掛かるのはもちろん、受け取り人にも手数料が掛かることがあります。十分ご注意ください。

 

なお、不渡りの心配があるChequeとは一般的なChequeのことで正式にはPersonal Chequeと呼ばれています。

通常Chuqueといえば、このPersonal Chequeのことをさします。

 

この一般的なPersonal Chequeの他にも資金が確保されており不渡りの心配のないCertified ChequeBank Draftという種類のChequeもあります。

Certified Cheque

  • 振り込み人によって署名された小切手です。銀行にChequeを持って行き、十分な資金があること及び署名が本物であることを認定してもらったChequeです。銀行はその資金を確保します。

Bank Draft

  • 銀行が資金を確保することはCertified Chequeと同じですが、このChequeは銀行が発行します。通常は、大きな金額を伴う場合に利用されます。

 

上記の他、資金確保されるものとしてMoney Orederという日本の小為替と似たものがあります。

Money Orderは銀行口座がなくても振り込むことができるため、おそらく振り込み人が銀行口座を持っていればMoney Orderを使うケースはあまりないと思われます。

更新: 2019年10月

 

現金化が当日の場合もある

 

もし偶然にも、振込み人が発行したChequeシートに記載された同一の銀行および同一の支店に、ご自身の銀行口座があり、かつ不渡りでなかった場合には、当日に換金(現金化)が可能です。

 

なぜなら双方の銀行口座が同一なので、その場で現金化できることが確認できるからです。

 

しかし現実的には、ほとんどの場合、振り込み人が発行した銀行および支店とご自身が開設した銀行口座は異なることでしょう。

 

まとめ

 

Chequeは換金しなければ、ただの紙切れですよ。

 

6カ月後に換金不可能なんて目にあわないように、注意しなくちゃ。

 

【本記事のチェック・ポイント】

  • 現金化は通常、3営業日後です。
  • 6カ月以内に換金しましょう。

 

Chequeをそのまま持つ意味はまったくないので、なるべく急ぎましょう。

 

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