こんにちは。CA-P(キャップ)（@canadaportal）です。
以前、カナダの5大銀行の紹介をいたしました。
カナダで最初に開設すべき銀行を5大銀行の中から選ぶことに間違いはありません。むしろ5大銀行のうちから選択すべきなのです。
それでは、5大銀行のように実店舗がある銀行口座を開設した後、サブ・バンクはどうしたらよいのでしょうか？
もちろん、開設している銀行がひとつあれば、特段不自由することはありません。サブ・バンクの開設においても、さらに5大銀行の中から選択するのもよいでしょう。
でも5大銀行以外の銀行を開設するメリットは、ちゃんとあるのです。
ネット銀行を開設するメリットが高いです
カナダでの銀行についてネット検索をかけたとき、多くの場合、5大銀行の情報ばかりがヒットすることでしょう。
5大銀行は街のあちらこちらで見かけます。銀行は、生活拠点の近くにないと実に不便だからです。
例えば、就労先から受け取ったチェックを自己の銀行口座にDeposit(預け入れ)をしたり、Cash(現金)が必要になったときにWithdraw(引き下ろし)をする機会が多いからです。
そのため私も例に漏れず、以前の記事で5大銀行を紹介いたしました。
でも今回は、５大銀行で既に開設していることを前提とし、サブ・バンクとして利用価値が高い銀行をご紹介いたします。
その銀行の多くはネット銀行です。
日本では大手の都市銀行と比べたら、ネット銀行の方が手数料が安かったり、無料だったり、実際に店舗の足を運ぶ必要がなくて利便性が高かったりします。既にご存知の方も大勢いらっしゃることでしょう。
それはカナダでも同じです。カナダでもネット銀行を使うメリットは高いのです。
今回はネット銀行として、以下の４つの銀行をおすすめいたします。
EQ Bank
まずはEQ Bankをご紹介いたします。
EQ Bankとは
EQ Bankはネット銀行です。
ネット銀行ですが、５大銀行と同様にCanada Deposit Insurance Corporation(CDIC)に登録している銀行です。日本の銀行のPay Off(預金保護)と同じようなシステムで$100,000まで保護されます。
Fee
カナダの通常の銀行では口座維持手数料がかかることが多いです。また手数料を無料にするために、プランによって異なりますが、$3,000～$5,000の残高を維持する必要があります。
EQ Bankでは☟の通りです。
- EQ Bankは口座維持手数料が無料です
- e-Transferも回数無制限で無料です
Interest
預金の利息は、毎日計算され毎月支払いが行われます。
GIC
Saving Account の他にGICがあります。GICはリターンが低いかわりに元本割れの恐れのない投資です。
3ヶ月間解約をしなかった場合は2.33%です。
最長５年間までの投資期間設定があります。それは金融機関が保証する期間が最長５年だからです。
誰が開設できるのでしょうか
- ケベック州以外のカナダの居住者です
- オンタリオ州、アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州、プリンスエドワード・アイランド州では18歳以上です
- 上記以外の州や準州では19歳以上です
どのようにして開設するのでしょうか
- ネット銀行なので、当然、公式サイトからオンラインで申請します
- 口座の残高は最低$100です
銀行へのアクセス方法はどうするのでしょうか
- PCまたはモバイルからアクセスします
- モバイルを利用する場合には、専用アプリをインストールして利用します
EQ Bankのデメリットは何でしょうか
- 実店舗はありません
- Saving AccountのみでChequing Accountはありません
- 銀行カードを発行しません
- カードが存在しないので対応するATMも存在しません
TFSAは利用できませんRRSPは利用できません
つまり、Saving AccountとGICとの専用銀行と考えるのがよいと思います。
※ 2020年秋頃よりEQ BankでもTFSA、RSPが利用できるようになりました。
2020年12月更新
まとめ
【本記事のチェック・ポイント】
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